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手ざわりがやわらかで暖かく、高級感溢れるカーペットなら、やっぱり自然素材のウール。有害物質を出さない安全な素材。断熱効果も高く、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせます。湿度を調節する機能を持ち、梅雨時もサラッと快適。人間の毛と同じく水をはじく性質があるので、シミがつきにくいという特長も持っています。
たくさんの高機能であるウール(羊毛)はコットン(もめん)と並んで消費量が多く、衣料用の原料はオーストラリアからの輸入が大半を占めています。カーペット用のウールはニュージーランド、イギリスなどの原料が使用されています。
ウールの特徴は「ウールの七不思議」といわれているように、吸音性・染色性・吸湿性・汚れにくく汚れを落としやすい、難燃性・クッション性・保湿性に優れた性能をもっています。 しかし、虫やカビに侵されやすい欠点もあるので防虫加工が必要になります。
また、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸着し、再放出させない働きもあるという、安心生活にぴったりの優れたカーペット素材です。
シックハウス症候群とは
【室内の湿度を調節する作用がある。保温性が良く、弾力性に富み柔らかくて暖かい。燃えにくい。空気の浄化作用がある。】
軽くて丈夫、そして湿気を取り込みにくい、汚れがつきにくいなどの特長があります。繊維にする前の原料の段階で着色するので、日光による色あせも少なくなっています。
ポリプロピレンの原料は、石油精製の際に、多量に発生するプロピレンで、これを溶融紡糸したものをいいます。このポリプロピレンの出現当時は「夢の繊維」・「最後の合織」と騒がれたが、親水性がないため、衣料素材としては結果的におもわしくなくありませんでした。
しかし、水に浮くほど軽く、しかも強いといった特有の性能を生かせるカーペットや産業資材の面で大いに強みを発揮しています。カーペットとしての問題点としては、弾力性に乏しい、熱に弱い、堅い感触がするなどありますが、この特性を生かしてニードルパンチカーペットやレベルカーペットなどに使用されています。
【軽くて強い。酸・アルカリなど化学薬品に強い。防カビ、防虫に優れる。】
アクリルのカーペットは、やわらかくて暖かいなど、ウールに似た風合いを手軽に楽しめる化学繊維です。帯電しにくいため静電気が起きにくいといったメリットもあります。
メリットの多いアクリルは、石灰石と石炭のカーバイト、または、石油からつくられるアクリロニトリルと、塩化ビニルや酢酸ビニルなどを共重合させて紡糸したものがアクリルです。
特徴は、ふっくらとして柔らかく、弾性や保湿性がよいなど、ウールに似た風合いをもっています。 また、吸水性が少ないので、水溶性の汚れが付着せず、帯電性も小さい。耐薬品性があり、カビや害虫も受けません。さらに、摩擦に強く、弾性がよい、鮮明な色相が得られます。
【保温性が良く、弾力性に富み柔らかくて暖かいなどウールと似た特性を持つ。耐薬品性があり防カビ、防虫に優れる。】
カーペットの素材の中で、最も耐久性・耐摩耗性に優れているのがナイロン。オフィスやホテルのロビーなど、人の行き来が多い場所によく使われています。
その耐久性・耐摩耗性に優れているナイロンは、工業化に成功した初めての合成繊維です。主な特徴は、引っ張り強度が特に大きく、水に濡れても、その強度は衰えません。 また、薬品、油、カビや害虫を受けない点も特徴ですが、屈曲弾性、摩擦強度が他の織物に比べても格段に優れ、耐久力があるため、業務用途を中心に活躍しています。
とくにBCFナイロンは一本の長い繊維からできているので、遊び毛や抜毛出ず清潔。子ども部屋などにおすすめです。
【他の繊維に比べ非常に軽くて強く、耐薬品性があり防カビ、防虫に優れる。繊維のへたり、擦り切れに強く長持ちする。】
カーペットの素材-化学繊維
発展した近代科学は、人工的に金属や繊維など資源をつくりたいという情熱や願望から出発しています。繊維における人々の長年の夢は、多くの化学者の努力があって、人造絹糸として、19世紀末のヨーロッパにおいて実現しました。
これをきっかけに、その後の化学技術の発展・発達と、改良開発力の結果、各種の新しい繊維が誕生しました。これらは、天然に存在している繊維素をいったん溶かし、再びこれを実用に使うことができる繊維に再生させた再生繊維、そして同じように天然の繊維素を原料としながらも、これに化学的処理を施してつくる半合成繊維、さらに繊維を更生する分子そのものを化学的に合成してつくる合成繊維があり、繊維素材は多種・多様にわたって存在します。
それらをカーペットに限定して考慮すると、天然繊維のなかではウール、合成繊維ではアクリル、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレンが中心素材であるといえます。
カーペットの素材-天然繊維
天然に産する繊維状をそのまま採取した繊維のことで、植物繊維、動物繊維、鉱物繊維に大きく分類されます。
植物繊維は、植物体の一部となっている繊維を採取したもので、綿・麻・に代表されます。これらは、セルロース(繊維素)といわれる炭水化物から成り立っていて、植物繊維の性質は似ている点が多い。
次に、動物繊維ですが、これは哺乳動物の体毛や昆虫の営む繭(マユ)から採取した繊維です。代表されるものは羊毛や絹。
植物繊維がセルロースによって構成されているのに対して、動物繊維はアミノ酸から成るタンパク質によって形成されています。
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