接着剤・使い方の基礎知識

住まいの補修やいろいろな工作に欠かせないのが接着剤です。しかし、一概に接着剤といっても種類が多く、選ぶのに苦労しませんか。接着剤には、それぞれ特徴があります。性質をよく理解して最適なものを選んで正しく使いましょう。

エポキシ系ボンドの詳細合成ゴム系ボンドの詳細木工用ボンドの詳細
コンクリート用ボンドの詳細ゼリー状ボンドの詳細用語集


目的別や使用状況によって接着剤の選定というのは思ったより難しいものです。
接着剤の種類そのものが非常に多く更に使用方法や条件が複雑で組み合せが多岐にわたるからです。しかしその中で意外に忘れやすいのはつけるものが本当に接着が可能な材料なのかどうかということです。
まず接着する材料や特徴、性質を良く理解し検討した上で接着剤を選ぶ必要があります。

基本的な接着剤の選び方

接着剤の選定というのは思ったより難しいものです。種類が多く更に使用方法や条件が複雑で組み合せが多岐にわたるからです。
目的、用途に合う接着剤を選択するにはその基本的な性状、性質を見極めなければなりません。ここではわかりやすく目的別に基本的な選び方についてご紹介いたします。

硬いものどうしの接着

金属、タイル、陶磁器、ガラス、石材、コンクリート、ブロック、硬質プラスチック、木など硬いものどうしをつけるとき、まず失敗がなく、安心して使えるのがエポキシ系です。家庭内のちょっとした修理で、硬いものどうしを接着したいときは、あれこれ迷わずエポキシ系をおすすめします。
強度が強く、耐水性があり、耐熱性も80℃まで大丈夫です。また、すき間があっても埋めながら接着するので、しっかりつきます。


小さいものをちょっとつけたいときは

ビニール、発砲スチロール、ガラス以外、金属、陶磁器、硬質プラスチック、木、皮革、ゴム、厚紙など、ほとんどのものに使えるので、家庭に1本あると便利なのがゼリー状瞬間接着剤です。ただし力のかかるところ、熱のかかるところには不向きです。


柔らかいものどうしや、柔らかいものと硬いものの接着

皮革、ゴム、布どうしや、これらと他の材質との接着には、合成ゴム系が最適です。硬化後も柔軟性があるので、風合いをそこねません。ただしビニールはビニール用しか使えません。


広い面の場合は

テーブルの天板に化粧合板やデコラを貼るときなど、広い面をピッタリ貼るときは、塗り伸ばしができる合成ゴム系が最適です。押入れの壁などに断熱ボードを貼るなど、手軽に広い面を貼るときは、点づけ、線づけでそのまま貼れるコンクリート用を使うとよいでしょう。


その他

発砲スチロールは、広い面ならばコンクリート用、小さい面ならば発砲スチロール用を、また、エポキシ系も使えます。木工用作業にはやはり木工用が最適です。



接着剤を使うときの注意

接着剤等揮発性成分を含有する製品を使用する際は、換気に十分ご注意ください。

接着面はきれいに

接着剤を塗る面は、ホコリや汚れ、水分、油分などないようによく拭いておきましょう。また凹凸(おうとつ)のあるときは、接着力が弱くなるので、軽くサンドペーパーをかけておいてください。


接着剤を塗るときは

接着剤を塗るときは、チューブから押し出したままにせず、木や厚紙のヘラや古歯ブラシ、パテナイフなどを使って、なるべく薄く均一に塗るのがコツです。量が多ければ接着力が強くなると考えがちです。これは間違いです。特に瞬間接着剤は、多すぎるとなかなか接着しません。


硬化までさわらない

貼り合わせたものが、きちんと接着しているかどうか、ついはがしてみたくなるものですが、これは禁物です。硬化途中ではがすと接着面がピッタリ合わなくなったり、接着力が極端に弱くなったりします。硬化時間は各接着剤により違いますが、パッケージに明記されています。それまではさわらないようにしてください。



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