接着用語集 ア行
■アンカーコート
接着性を高めるため、あらかじめ被着体表画に下塗りすること。
■FRP
繊維強化プラスチック
■エマルジョン(乳濁液)
合成樹脂などを水に乳化、分散させたもの。水溶液と混同しなしヽこと。
■オーバーラップ
1つの被着材に他の被着材を重ねて接着すること。
■オープンタイム
接着剤を塗布してか馴より合わせるまで開放しておく時間で、ゴム系接着剤、ホットメルト接着剤で用いる言葉。
接着用語集 カ行
■可使時間(ポットライフ)
接着剤に硬化剤、架橋剤、触媒などを混合した後、粘度や状態が使用に耐えられなくなるまでの時間。
■感圧性接着剤
常温で軽く圧力を加えるだけで接着するもので、粘着剤のこと。
■グルー
接着剤のこと。
■クレージング
塗料用語で塗膜の割れ現象の意味から、接着剤の表画、または表面下、あるいは接着剤の内部に広がる微細なひび割れをいう。
■クローズドタイム
接着剤を塗布した被着材を重ね合わせて放置し、圧締するまでの時間。閉鎖推積時間のこと。
■化粧含板
合板の表画に印刷、塗装、またはつき板、化粧板、プラスチックフイルムなどを加工貼りした合板。
■欠膠(けっこう)
接着剤の塗布量が不足した場合や被着材に接着剤が浸透しすぎている状態。
■ゲル化
接着剤が液状からゼリー状に変化凝固すること。
■嫌気性接着剤
塗布してはり合わせ、空気を遮断すると硬化しはじめる接着剤。ネジのゆるみ止めなどに利用。
■硬化剤
接着剤の主剤と反応して、硬化を開始、促進、調整するために加えられる化学物質。
■含成ゴム
ゴム弾性を有する化合物をいい、SBR、NBR、IIR、CR、BR、lR、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴムなどがこれに属する。
■構造用接着剤
航空機の構造部の金属接着のように、長期間強力な荷事がかかってもよく耐える接着剤。
■合板
単板を奇数枚直交させて接着してつくったもの。各板の木目方向はたがいに直交しているため木材の異方性は減少し、割裂を起こしにくく、膨張収縮性も改良されている。
■コーキング(充てん材)
シーリング材と同じ。シーラントともいわれ、すき間を充てんして風雨を防ぐ目的を持つ。
接着用語集 サ行
■再湿糊
塗布乾燥するとベタつかないが、表画を水で濡らすとタックが生じる接着剤。(郵便切手)
■指触乾燥
合成ゴム溶剤系などのコンタクト型接着剤を塗布して乾燥させるとき、指先で軽く押してもべ夕つかなくなった状態。
■集成材
接着剤で多数の木片をはり合わせて、厚く長い部材をつくったもの。
■充てん剤
接着剤に加えてその作業性や強度などを改良したり、製品価格を下|ザるための無機または有機質の粉末材料をいう。 充てん材、コーキング、シーラントの意味で使用する場合もある。
■シンナー(希釈剤)
接着剤や塗料の粘度を低下させるためにうすめる有機溶剤のこと。うすめ液。
■積層
布やフイルム、単板などを何枚か重ね合わせて接着すること。
■接着強さ
複数の材料が接着されている場合、接着された2面間を破壊したときの強さ。
■接着破壊
接着剤と被着材の界画で分離が起こっている接着接合の破壊様式。界面破壊。
■セッティング
加熱、冷却、揮発成分の蒸発によって接着強さが発現する過程のことで、その開始段階を初期セッテイングという。
■セメント
液状接着剤のこと。一般的には別にポルトランドセメントを意味することが多い。
■セラミック接着剤
無機質のガラスと類似の組成の接着剤。耐熟性に優れる。粉末状が多い。
■繊維強化プラスチック(FRP)
Fiber Reinforced Plasticsの略で、ポリエステル系、エポキシ樹脂系、フェノール樹脂系などの熟硬化性樹脂をガラス繊維などの補強材で強化した樹脂の総称。
■せん断強さ
接着面にせん断応力を加えた時、接合部が破壊したときの強さ。
■増量剤
接着剤を安価にするために添加する充てん材料で粉体が多い。
接着用語集 タ行
■堆積(たいせき)
接着剤を塗布した部材を接着ができる状態に積み重ねること。
■堆積時間
接着剤を塗布してから圧締を行うまでの時間。アッセンブリータイムともいいオープンとクローズドとがある。
■弾力性接着剤
硬化後に弾力性のある接着剤層を作り、接着画でのはく離の力や温度による膨張、収縮のズレに対し強度を高めた接着剤。
■突き含わせつぎ
被着材の端画をそのまま突き合わせて接着すること。一般的に充分な接着力が得られないことが多い。
■ドープセメント
熱可塑性プラスチックを溶剤に溶かした接着剤。溶着型の接着剤のこと。
■ドライラミネート
箔と紙の接着の場合に、接着剤を塗布し、乾燥後に熱で圧着する方法。
接着用語集 ナ行
■粘着性(タック)
物質の接着表面に生じるネバツキ。
■粘度
流体のせん断応力とせん断速度の比をいう。せん断応力がせん断速度に比例する物質をニュートン物体といい、せん断応力の増減がせん断速度の増減に伴わないものを非ニュートン流体という。
接着用語集 ハ行
■パーティクルボード
木材を小片(チップ)とし、接着剤で熱圧して固めた板状材料。(チップボード)
■ヒートシール
接着剤の塗布面を間接的にアイロンなどの熱で溶かして他画に接着すること。接着剤を使用せす同質の熱可塑性樹脂シート同士を熱融着する方法もいう。
■プライマー
接着性能を改良するために、接着剤塗布前にあらかじめ材料の表面に塗布する下地処理用の液状物質。
■プラスチゾル
粉末状樹脂を可塑剤に分散させたゾル状のペーストで、通常充てん剤、安定剤、顔料などの配合剤を含む。これにさらに有機溶剤を加えたものをオルガノゾルという。主として塩化ビニル樹脂が使用される。
■閉鎖堆積時間
合板製品工程において、接着剤を塗布した半板を密着させてから加圧するまでの時間。
■ポリマー
重合したもので、高分子全体を指す言葉。
接着用語集 マ行
■マスチックス
高粘度で垂れ下がりのないペースト状の接着剤やシール材。本来は天然ゴム状樹脂のこと。
■木レンガ
壁面に胴ぶちを固着するとき、コンクリート面にレンガ状の木のブロックを接着し、それに胴ぶちを釘止めする。その際使用する木のブロックをいう。
■モジュラス
ゴム弾性を有する材料の物理試験においてダンベル状の試験片に特定の伸びを与えた時の引張り応力をいう。
接着用語集 ヤ行
■溶液重合
単量体を適当な溶媒に溶かし、それに反応開始剤を使用して行う重合反応。
接着用語集 ラ行
■ラミネート
1種あるいは2種以上の材料の薄板、シート、フィルムなどを2枚以上重ね合わせて接着すること。
■冷圧
接着剤の硬化に熱を加えす、常温における圧力のみで接着すること。コールドプレスのこと。
■劣化
接着剤や被着材などの高分子物質が貯蔵中や使用中に物理的あるいは化学的変化により性質が低 下したりもろくなること。
■老化
接着層や被着材料などが時間の経過とともに劣化すること。