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静かな生活環境をつくるには、室内で発生する音を小さくし、その音が隣接する部屋に伝わらないように工夫する必要があります。
床に物を落としたり飛び跳ねたりしたときの落下時に発生する衝撃音や歩行することで発生する歩行音、それに椅子や掃除機などを頻繁に動かしたときの擦過音など、床面で発生する騒音は考えている以上に少なくありません。従って、室内の騒音を小さくするには、床材そのものが優れた防音性能を備えていなくてはなりません。
対策方法として、カーペットを敷いてみましょう。カーペットには吸音性・防音性があるので、カーペットを早足で歩いても思ったほど音がしません。これが洋室なら音が大きく、2階の音が階下に響きかねません。
吸音性・防音性の理由はカーペットのクッション性と素材の内部に重なってできている空気の層にあります。この素材とクッション性が、音を伝わりにくくしているのです。
室内のホコリやハウスダストの主役は、衣類やカーペット、布団から出る繊維のクズ。 よくカーペットはホコリが舞うとかダニの繁殖が心配などと、あまり良い印象を持たれていない方もいらっしゃるでしょう。それはカーペットの間違えた知識です。
ホコリそのものは、カーペット繊維の中に溜め込むので、ウッドフロアやクッションフロアに比べると、ホコリダマができたり空中に舞ったりすることがありません。また、ホコリが舞い上がるのはフローリングなどの硬質の床材のほうが大きく、カーペットはホコリを吸着する性質が優れており、舞い上がるホコリの量も格段に抑えています。
もちろん、こまめに掃除機をかけて繊維の中に溜め込んだホコリを取り除くことは大切です。 天日干しをして叩けば、カーペット内部に侵入できないでいるホコリを簡単に取り除くことができます。
カーペットは、インテリアのアクセントとして引き締め役になる重要なアイテムです。色、柄、素材などの特徴を生かし、個性的なお部屋の印象を作り出すことができます。
アクセントや装飾効果として用るアイテムですから、室内のベースカラーやメインカラーにとけ込むようでは効果がありません。メリハリがきくように、鮮やかで、強い色を選ぶのがポイントです。
例えば夏場は青やグリーン、秋冬はオレンジ色や赤など、装飾効果を引き立たせるアクセントカラーを上手に使い誰にでも簡単に季節感を演出できるのもカーペットのメリットです。
色が心と身体にもたらす効果もありので、カーペットの色も重要です。
【ピンク色】 ピンクは安らぎと喜びを感じさせる若返りのカラーです。感性を高め、素直さを取り戻し、スランプを解消する効果があるといわれます。ベージュがかったピンクのカーペットを置くと、お部屋が落ち着いた雰囲気になります。
【赤色】 赤は生命そのものの色であり、愛情の色でもあります。自発的な意志を育み、身体の動きを活発にします。暖色系でまとめられた部屋は寒色と比べ3℃ほど暖かく感じられるため、暖かさや楽しさの演出にぴったりです。
【オレンジ色】 オレンジは生命力の赤と独立心を高める黄が組み合わされた色。刺激、興奮をうながすアドレナリンの分泌を促進。頭痛や冷え性にも効果があるといわれます。体感温度を上昇させる色でもあるので、室内にオレンジ色のカーペットを取り入れるとあたたかい雰囲気や秋の季節感を演出できます。
【黄色】 黄は心を陽気にさせる色で、貧血などにも効果があると言われます。希望・喜び・明るさといったイメージがあるので、インテリアに黄色のカーペットを取り入れると気分が明るく、楽しくなります。
【緑色】 緑は生命を象徴する色であり、健康を表し、心に安らぎと落ち着きを与えます。人に最も大切な色なので、疲れているときや睡眠不足のときはインテリアに緑色のカーペットを取り入れると癒しの効果があります。勉強やパソコンで目が疲労しがちな人にはおすすめです。
【青色】 青(ブルー)は最もクールな色彩であり、鎮静力をもっています。精神をクールダウンし癒してくれる色なので、寝室に利用すれば心身をリラックスさせ安眠効果があります。高血圧などにも効果があるといわれます。
赤ちゃんの抵抗力の弱さを考えると、できるだけ、バイ菌やダニは避けてあげたいものです。カーペットには、抗菌防臭加工をしたものがあります。これは、殺菌ではなく、菌の活動を抑制する抗菌作用と、菌から出る臭いを防ぐ機能がプラスされています。
また、話題になっているシックハウス症候群の発生原因であるホルムアルデヒドは、新築や改装などで家具、建材などの接着剤や塗料から出たりする発ガン物質のことです。
カーペットにはアクリル原綿という、安全なホルムアルデヒド吸着剤が練り込まれています。そのアクリル原綿には、安全なホルムアルデヒド吸着剤が練り込まれており、ホルムアルデヒドを吸着したあと、強固な化学結合によって、別の安全物質となり、水にも溶けない物質に変化します。再び放出されることもなく、皮膚刺激性もない極めて安全な状態なので、赤ちゃんにも安心です。
時代の進化と共にカーペットも生活空間にやさしいものに進化しています。更なる性能があっても不思議ではありません。
室内での転倒事故
高齢者や幼児の室内での横転・転倒事故が増えています。幼児が走り回って転んだり、風呂場や脱衣場の床で滑って倒れたりする事故があとを断ちません。
60歳以上の高齢者で、住宅内で転倒したことがある人は1年間で約12.4%といいます。そのデータをみると、平坦な勾配のない床での転倒が3分の1を占めており、居間、廊下、寝室だけで4分の1に達しています。何も段差がなく、平坦な床で転んでしまうのです。
したがって、過ごす時間が長い場所で確実に発生していると言うことで、居間に危険が多いということではありません。フローリングは若い世代に人気のある床材ですが、滑りやすいために転倒を招きやすく、また衝撃吸収性が低いために、大きなケガにつながりやすいのです。
カーペットやクッション性の高い床材を使うことにより、滑りにくくなり、衝撃吸収性を高めて、室内転倒事故の危険を減らすことができるのです。従ってカーペットの上は歩き心地がよく、転んでも大ケガにはなりにくく、足腰への負担が少なくて済み、赤ちゃんや高齢者の方でも安心です。 カーペットのうえに仰向けに大の字になって寝転ぶ快適さ、それはカーペットの暖かなクッション性のよって支えられています。
カーペットといっても多くの素材を利用したものがあります。そのかなでも、100%ウールを使用したカーペットは非常に燃えにくく、地震や火災が起きても火が回るのが遅くなって、その間に避難できるというメリットがあります。
燃えにくいこのウールの性質を利用して、カーペットはもちろん、スチュワーデスの制服やレーシングスーツ、または航空機のシートやカーペット・カーテン・毛布などに幅広く使われています。 一般に、火がついても焦げる程度で収まります。
ウールが燃えにくい秘密は、繊維の中に多く窒素(16%)や水分を含んでいること。発火温度が高く、燃焼熱が低いためです。もし燃えても一気に燃え上がることはありません。
また、ホルムアデヒドを吸着する機能が高く、建物に使うカーペットやカーテンなどへの使用に適しているので、ウールを環境対応の高機能素材としております。
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